想いや人を
「つなぐ酒、つなぐ蔵」
お米が無ければ日本酒は生まれません。
だから私たちはお米を育てる約40軒の契約農家さんとの連携を大切にすることが酒造りの一歩目だと
考えています。
蔵人は春から夏にかけて農家さんのもとで米作りを教わり、稲刈りには蔵人全員で参加、
他県遠方の農家さんのもとへも年に一度は足を運ぶなど、農家さんとの “繋がり” を積極的に
大事にしています。
また、農家さんにも蔵人として酒造りに参加してもらいお互いの想いや考えを重ね合わせることで、「米作り」を「酒造り」まで昇華していきます。
大地を感じ、土を学び、人の想いを尊び、
手と手を取り合いながら
私たちの日本酒は出来上がるのです。
<外観> | 粒も心白も大きく、 柔らかいので吸水性が高い。 |
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<特徴> | 気真面目な爽やか系。 新潟生まれ、北陸育ち。繊細な酒米ですが、コツコツ地道に安定した味に育つ生真面目さがあります。その味わいは淡麗かつクール。また、霊峰白山から100年かけて流れ出る私たちの仕込み水「白山百年水(中硬水)」と出会うとキリッと引き締まった飲み口に。 |
<外観> | 粒も心白も大きく、 柔らかいので吸水性が高い。 |
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<特徴> | プリンセスのような繊細さ。 石川県で開発された、まるで「プリンセス」のような酒米。お米を蒸す際に非常に割れやすく、どの酒米よりも菌に敏感なので徹底的にケアしないと香りが悪くなることも。これでもかと可愛がらないとヘソを曲げてしまう「プリンセス」は、その特有の繊細な甘みで、まろやかな味わいのお酒に。 |
<外観> | 粒は小さく、心白はほぼ見られない。 硬く、吸水性が低い。 |
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<特徴> | 磨けば光輝くダイヤの原石。 11年かけて開発した石川県産の酒米が2020年にデビュー。まだまだ性格が掴めず未知数ですが、理解を深め、私たちの技術がもっと向上すれば素晴らしい淡麗酒になると考えています。土中に石を多く含み、ミネラルたっぷりの手取川扇状地を表現する光輝くダイヤの原石。 |
<外観> | 粒は大きく、心白も大きい。 割れづらく吸水性が高い。 |
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<特徴> | 万能ながらも王者の風格。 「酒米の王様」と呼ばれ、安定した発酵、熟成をするだけでなく、どんな環境にも柔軟に対応してくれるフレキシブルな強さを持つ酒米。造り手の理想の味わいを表現すべく何色にも染まりますが、なめらかでエレガントな王者の風格を常に纏っています。 |
※酒米に関する表現は当蔵の主観的なものになります。