地域の風土と伝統文化に培われた手取酒を継承し、
高品質・高品格な酒造りを通じて
お客様の満足と社員とその家族の幸せを目指します。
松尾芭蕉が俳句の世界を通して体得した思想です。
世の中には絶対、変えてはならない物「不易」と変化に対応して変えていくべき物「流行」があります。両者をしっかりわきまえるという意味です。
即ち上記(1)~(3)の変えてはならないことが「不易」です。それをしっかり守りながらも、目まぐるしく変わる世の変化に機敏に対応する事が「流行」です。
その為にも全社員が営業マンとしての心構えを持ち、何をお客様が望んでいるかを的確に把握するように心掛けたいものです。
オリジナリティー(独創性)という言葉はオリジン(起源)から来ています。
自分の原点を生かす事により、最も強力な独創性を発揮する事ができるのです。
即ち、自分らしさを出した時、他と比べようのない「オンリーワン」の魅力を発揮できると思います。
当社のルーツは農家です。地元で米を作る、または作って貰います。その地元の酒米と手取川の伏流水を使い、この清澄な気候の下、寒仕込みで醸した酒こそ、手取川では、ないでしょうか。
近江商人の経営哲学です。
三方とは「売り手」、「買い手」、「世間」の3つの事です。直接商売に関係しない世間にも「よし」という事で、企業としての社会貢献の大切さを謳(うた)ったものです。それと同時に、何事においても「程々」が良いと言うバランス感覚の大切さも強調させて頂きました。
例えば、地元での米の契約栽培促進を通して、酒質向上を図りお客様に喜んでもらうと同時に地元農家にも貢献すると言う方針が当てはまります。それと同時に酒蔵も流通もそして消費者も喜んで頂ける価格設定という事も大切です。
大阪商人の哲学で顧客第一主義の考えです。
まずはお客様に喜んで頂ける酒を造る事に徹したいと思います。
後から、利益は必ず、付いてくると確信いたします。